タイムウェーバーを他のサロンで受けられたことがある方でこういう事を言われる方が多くおられます。
「英語を無理やり翻訳した日本語を読み上げているだけで何を言っているかさっぱりわからなかった」
「抽象的な表現でわからなかった」
「英語を翻訳している間がもったいなかった」
私は、他のサロンで受けたことがほとんどないので、どこもそうだとは言い切れないのですが、私がサロンオープン前に受けたセッションで不満に感じたことは、同じようなことでした。
英語から日本語に訳す間の気まずさ。
やっと出てきたと思ったら意味のわからない変な日本語でどう解釈していいかわからない。
「どういう意味ですか?」と聞いても、そもそもの英語がわからないからそれぞれの単語が持つ意味の幅がわからず、意訳もできなくて「さぁ…?」と言われてしまう。
例えば…「あなたは環境の影響を受けています」と言われた場合、
「環境ってなんの環境?」ってなりませんか?
それを質問しても「さぁ…?」って言われたら少しもやもやが残りますよね。
環境って自然の状態、周囲の状況、近郊、背景、事情、生い立ちなど様々な意味がありますが、その中のどれかわからなかったら、解釈がぼんやりとしてしまうと思うのです。
英語ではenvironment(環境)、surroundings(周囲、近郊)、circumstance(事情、関係、経緯)と意味によって全く別の単語になるのですが、これをすべて日本語に訳したらすべて「環境」となってしまったら、せっかくの分析が半減してしまうと思うのです。ひいては、タイムウェーバーによる気づきも半減、効果も半減ということもありえます。
ここまで、書いたら「石田さんはプロフィールに外国語大学卒業って書いてあるから、英語には問題がないのね!」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。
先日、私と同じように、タイムウェーバーの英語の壁に不満を抱いたことのある方が私のプロフィールを見て「英語が話せる人だ」とセッションをお申込みいただきました。
私の英語力に期待を抱いて申し込んでいただいたのに、語彙力は全盛期の1/10になっているし、私も翻訳機能を活用しているし、とても申し訳ない気持ちになってしまいました。
ただ、私もタイムウェーバーの英語の壁に不満を持ったことがある者として少しでもストレスなくセッションを受けていただくために、改善策として、以下のことを実施しています。
- 相談内容を事前にヒアリング、セッション前に分析をして日本語に訳しておく。不明瞭な部分はその単語の持つ意味を深く調べて、できるだけ分析結果の本質を把握し伝えることができるよう準備をする。
- 普段からクライアント様と信頼を築くようにし、分析結果をお伝えするだけではなく、抽象的な内容をクライアント様が「じぶんごと」して、腑に落ちることができるよう、自分なりの解釈をつけてお話をする。
- 英語の勉強
学生時代のような英語力はなくなっているし、セッション中もつたない日本語でお伝えすることがありますが、できるだけスピーディーに、わかりやすく、響くようにタイムウェーバーからの分析結果をお伝えしていきたいと思っています。
石田由起子