今日は5件もの人間関係のお悩みのご相談を受けました。
人間関係の悩みは人間の3大悩みの1つで、私も物心がついてから30代までは人間関係で常に悩んでいた気がします。
今は、人間関係の悩みは全くありません。
人に対する妬み、そねみ、ひがみのようなネガティブな感情は昔はありましたが、今は全くありません。
人に言ったことはないのですが、ひそかに私の1番の特技は
【誰にも嫌われないこと、人から愛されること】だと思っています。
常に周りには素敵な人が集まり、大切にされていると感じています。
もちろん、私の上辺の部分だけ見て嫌う人は存在するとは思うのですが、そういう人は除外して、何度か話したことがある人だけを対象としています。
人間関係に悩んでいた私が、人間関係を豊かにするために気をつけていることを今回、書いていきたいと思います。
気をつけていると書きましたが、人間関係を豊かにするためにしているのではなく、こういうことを大切にして生きていたら、自然と人間関係が豊かになっただけです。
これから書くことは、友人関係だけではなく、職場の人間関係、恋愛にも必ず当てはまります。
①言葉と行動と心を常に一致させる
嘘の言葉と行動を取らない、ということです。
私が常に一番大切にしていることです。
感謝は言葉で伝える。
行きたくない所には行かない。
好きでない人と一緒にいない。
好きなのに、気のない素振りをしない。
嫌いなのに、好きな素振りをしない。
社交辞令を言わない。
嫌なことは拒否する。
我慢をしない。
優しい嘘以外は極力つかないようにしましょう。
これを続けていると、自分の言葉と行動にエネルギーが乗り影響力が増すとともに人からの信用度がアップします。
我慢も厳禁。我慢をしていたら、自然と相手にも我慢を求めるようになります。
「私が我慢しているんだから、あなたも我慢してよ」って。
②相手に敬意を払う
さきほどの①で嘘をつかない、我慢をしない、と言いましたが、自分の思いやわがままを押し通すことではありません。
自分がありのままでいるのであれば、相手のありのままも許しましょう。
「私は〇〇をしたいですが、あなたはどうですか?」と自分と相手の意見を自由に言えるような関係を築けることがベストです。
嘘をつかないようにしていたら、ついつい、キツイ本音が言葉として出てきてしまうかもしれませんが、相手を傷つけるような言葉、行動は控えるようにしましょう。
相手がどのような人であれ、必ず敬意は必要です。
例えば、嫌いな人がいて行きたくない食事会に誘われた時の断り方の良い例と悪い例です。
良い例)「今回は気乗りがしないので、お断りさせていただきます」
悪い例)「〇〇さんが嫌いだから、行きません」 「おもしろくなさそうなので行きません」
とても悪い例)「実家の手伝いに行かなければいけないから行けません。とても行きたかったのに残念」(全て嘘)
③相手に求める前に自分から差し出す
相手に愛情を求めるのであれば、自分から愛情を差し出す。
相手に誠実さを求めるのであれば、自分が誠実でいる。
話を聞いてもらいたいのであれば、相手の話を聞く。
くれくれ体質の人は言葉にしなくても、重苦しい雰囲気が漂っていて伝わりますよ。
人は自分の鏡。自分が与えることで必ず相手も変わります。
④エネルギーを奪う人からは自ら距離を取る
時間、労力等、奪われてばかりで疲弊してしまう人間関係は自分から離れていきましょう。
そういう人と付き合っていると「私ばかり損をする」と信念が築き上げられて、これからの人間関係も苦労をします。
「私、男運が悪いの」といつも言っているような女性いますよね。実際にダメンズばかりに引っかかっている。
これは、自分の過去の経験から「男運が悪い」信念ができあがり、同じパターンをずっと自分が創造し続けているのです。悪しきパターンを作らないためにも、エネルギーを奪う人だと気付いたら、自ら離れましょう。
⑤陰で悪口を言わずに、本人に直接言う
相手に対して嫌な面が見えたとしても、陰口を叩くくらいなら、本人に直接伝えた方がいいです。
前述の③で話したように、人は自分の鏡です。自分が人の陰口を叩くのであれば、必ず戻ってきます。自分も人から陰口を叩かれるようになります。
相手の嫌に見えた部分は、本当は違う意味を持っていることもあり得ます。
嘘をつかれた、不誠実な態度だった。こう見えるようなことも、自分側からの一方的なジャッジかもしれず、本人に伝えることで、違う側面を知ることができ、誤解だったということに気づくこともできるかもしれません。
そして、腹を割って話すことにより、今後、確固とした信頼関係を築くことができるかもしれません。私もそういう経験は過去に何度もあります。
こちらも、相手への敬意を忘れずに。
人それぞれの価値観があります。
自分の意見を一方的に押し付けて相手をコントロールするようなことはしないでください。
相手の価値観に自分が歩み寄るだけです。
どうしてもその価値観が受け入れられないようであれば、離れたらいいです。
⑥縁がなく離れた人は石ころだと思う
自分から歩み寄り、誠実にいい人間関係を築こうとしたにも関わらず、離れることになった人に、心と頭を奪われないでください。石ころと同様に思ってください。
石ころって、すぐ忘れますよね。いいものでも悪いものでもない。ただのすれ違い。
ただただ縁がなかっただけです。縁があればまた出会えると思うのです。
でも、恋愛とか深い人間関係が壊れた時ってそう簡単に石ころとは思えませんよね。
どうしても頭と心が奪われてしまう。
被害者意識も芽生えてしまうかもしれない。そうなると負のパターンを創り出してしまう。
そういう時は、無理に忘れようとせずに、「この別れにより自分は何が成長できるかな?」と考えることで、負のパターンを正のパターンに変えることができます。
これをずっと自問自答し続けることで、月日の経過と共に日にち薬が癒してくれ、成長した自分に出会うことができます。
石田由起子