人生は、本当に選択の連続だなぁと感じます。
朝起きる時間、誰と付き合うか、何を食べるか、どんな仕事をするか。
そのひとつひとつの選択が、気づかないうちに未来の自分をつくっているんですよね。
だからこそ、目標を達成したり、成功に近づくためには、
「いかに良い選択をするか」がとても大事になってくると思います。
確率が高いというのは、目の前に広がる選択肢の中に“正解”の割合が多いということ。
逆に、確率が低いというのは“正解”の割合が少ないということ。
つまり、いかに成功に繋がる“正しい選択”を選び取れるかが、
その後の人生に大きく関わってくるのです。
たとえば、大谷翔平選手。
彼のストイックさは広く知られていますが、
今の成功は才能だけでは説明できない部分がたくさんあります。
高校時代から「目標達成シート」を作り、
自分の行動・思考・生活すべてを目標に向けて最適化していたそうです。
たとえば、練習後のコンビニで甘いものを買いたくなったとき。
「今の自分に本当に必要か?」と問いかけ、
成功への選択を優先して我慢する。
そんな選択を、毎日の中で当たり前のように繰り返していた。
だからこそ、今の彼があるのだと思います。
でも、現実ってそんなにスムーズにはいかないことの方が多いですよね。
トラブルに巻き込まれたり、悲しい出来事が起きたりして、
もう何も見えなくなるようなとき。
未来が真っ暗に感じて、
「どうせ何を選んでもダメだ」と思ってしまう。
そんなときは、つい愚痴をこぼしてしまったり、
消極的になって動けなくなったりするものです。
でも実は、そんな状況の中にも、ちゃんと“選択”は存在していて。
そのときどんな行動を選ぶかで、後々の未来は大きく変わることがあります。
私自身、迷うときには必ず「ゴールにいる自分」を想像するようにしています。
たとえば、疲れて「今日は何もしなくていいかな」と思う夜もたくさんあります。
そんなとき、「目標を達成している自分なら、この状況でどう動くかな?」って考えるんです。
理想の自分だったら、10分でもいいから準備や勉強をする。
だから、そこで少しでも動く。すると、ほんの小さなことでも、自信につながる。
転職や新しい挑戦を迷ったときも同じです。
不安やリスクに足がすくみそうになるけど、
ゴールにいる自分が「あのとき一歩踏み出したから今がある」と言っている姿を想像すると、
不思議と力が湧いてくる。
未来の、成功した自分から見た
「過去から今にまっすぐ続くサクセスストーリー」には、こんな選択は登場しないのではないでしょうか。
・違和感のある人間関係を我慢した
・面倒だから何もしなかった
・勇気がないから挑戦しなかった
・人に合わせて自分を犠牲にした
たとえ登場していたとしても、
後になってその経験を糧にし、そこから学んで“正しい選択”をしているはずです。
“今”の自分が、未来の自分から
「よくその選択をしたね」と言ってもらえるような決断。
それこそが、正しい選択なんだと思います。
成功は偶然の積み重ねではなく、「選択」の積み重ね。
だから私は、今日も小さな場面で“意識的に”選び取るようにしています。
その選択のひとつひとつが、きっとゴールへと続いていると信じています。
そして、どうしても選択に迷ってしまうときには、
タイムウェーバーというツールを使って、潜在意識や情報フィールドから、
自分にとって最も調和の取れた「正しい選択」を探ることもできます。
今の自分に必要な気づきや方向性を見つけるための、ひとつのサポートになると感じています。
石田由起子