麻雀のルールを知らない方も多いとは思うのですが、麻雀の勝ち負けって何で決まるのでしょう?
確率?技術?経験?私は『ツキ』が麻雀の勝敗を決めるのではないかと思っています。
雀卓の上にはツキが落ちていて、4人でそれを奪い合っているように思います。
『ツキ』を獲ったものは天下無双状態。入ってくる牌がすべて神様からのプレゼントかと思えるようなゾーンに入ります。勝ち確定。
では『ツキ』ってなんでしょう?
量子力学的な「私は勝てるぞ」という圧倒的な強い意志だと思っています。
1回あがって「勝てるかも?」が2回目続けてあがると「勝てる!」
ここら辺でゾーンに入って「勝てるに違いない!」「よし、勝った」とさらに確信に近づいていく。
逆に負けると「やばいぞ」、負けが続くと「もうだめだ、負けるに決まっている」とさらにネガティブな感情が加速していく。こうなるともう浮き上がることはありません。入ってくる牌すべてダメダメ。捨て牌で国士無双が出来上がっている状態です。
この麻雀での『ツキ』、人生にも言えるのではないかな?と思うのです。
『できる』と確信するものは、ほぼできるようになっていて『できない』と確信するものは、ほぼできないようになっている。『できない』と思った時点で答えが確定している。
こういう事をいうと「私は自信がないからダメな人生が確定したっていうこと?」「自己肯定感が低いから無理」と嘆かれる方が出てくると思うのですが、大丈夫。
どうしたら『できる』ようになるか?
それは『できる』と思えるような証拠を増やしていくこと。
簡単に言うと、『努力をすること』なのではないかと思います。
『努力をする』ことで『できない』が『できるかも』に変わっていき、さらに努力を重ねることで『できる!』に変わる。この『できる!』っていう意識が現実を変えていく。
そんなことを考えながら、昨日は久しぶりの休日を一日麻雀をしながら過ごしていました。
石田由起子